過去作でのエントリーです。
【架空イスラエル空軍ミーティング】
twitterのタグ企画で以前「 #架空イスラエル空軍ミーティング」というのが開催された際に製作したものです。
タグの通り、「架空のイスラエル空軍機をみんなで作ろう!」という趣旨の企画。
発起人はスケールアヴィエーションの石塚編集長です。
元々イスラエル空軍機が大好きだったのもアリで参加しました。
【機体の選定】
さてまずは有りそうでない(使用されていない)機体を、という事でイスラエル空軍の史実なんかを調べてると、A-6は史実で一回米軍に依頼したけど断られた事が有る模様。
「もしもA-6が断られていなかったら?」と思いましたが個人的に並列複座機があまり好きでは無いので却下。
じゃあその流れでコルセアなら??という事でA-7コルセアを架空イスラエル空軍にする事に決定!
【妄想設定】
以下脳内妄想設定です。
『六日戦争後に米軍からA-4とF-4を獲得したが、第四次中東戦争で多くの機体を失った(F-4クルナス32機、A-4アヒト53機)IAFは新たに戦闘爆撃機の補充の為に米国と交渉。70機余りの「A-7コルセア」を獲得した。その後独自の改修を施され「A-7Iナハシェ」として運用された』
といった感じ。
脳内妄想設定をした後は塗装のイメージを膨らませる為に落書きをしてみました。
ネットで拾ったコルセアの線画にiPhoneのアプリで書き込んでいます。
通常のA-7コルセアからの改修内容としては、
・広域帯レーダー探査装置を搭載する為にハンプバックを増設
・固定給油プローブ
・A-4Nアヒト同様に赤外線追尾ミサイル回避用でエンジンノズル噴射口の延長
・ドラッグシュート設置
といった設定です。
【キット選定】
使用したキットは「フジミ 1/72 A-7D コルセア
積んでたのが一番の理由ですが、今考えると複座の方がイスラエル空軍感があったかな?とちょっと後悔しています。
兵装関係は「スカンクモデル IDFウェポンセット」を使用しています。
爆撃機の設定なので兵装はガン積みしたい!
【製作】
粗方組み終わったところ。
フジミの1/72コルセア初めて組みましたが、サクッと組める良キットでした。筆塗りをするにはモールドがちょっと繊細ですが。
ハンプバックをプラパイプで新造して、兵装は上記のスカンクモデルのを使用してガン積みしてみました。
で塗装中。いつも通りラッカー筆塗りで。
使用した塗料は「モデルカステン IAFカラーセット」で、瓶生の基本色の上から適宜白を足したりして上塗りし、退色表現としています。
【完成】
あんまり製作中の画像なくて一気に完成画像です。
(カラーリングのおかげで)どこからどう見てもイスラエル空軍機!
ウェザリングは「タミヤのスミ入れ塗料 ダークブラウン」でウォッシング。パネルラインぎわに汚しを多めに残すイメージでティッシュや綿棒で拭き取っています。
カラースキームとしてはA-4Nアヒトを参考に。
時代的に現行のF-15ラームやF-16スーファのように流線系ではない感じに。
尾翼の蛇マーキングはラッカー筆塗り(書き)です。ちなみに「ナハシェ=蛇」の意味です。
給油プロープはジャンクからそれらしく。
以下は室内撮影で色味がちょと違いますが一応掲載。
またイスラエル空軍架空機作ってみたいですね。T-4とかBaeホークの練習機とかも似合いそうかなーとか。